鶴が専門学生でゲームプランナーとして就職活動をしていた頃。
ちょうど5月くらいから早い子ですと、面接までこぎつけて内定まであと一歩!
という人がいました。
鶴は6月くらいに運よく二次面接までこぎつけたのですが、その時が初めての就職活動の面接でもありました。
ですが、大きな問題があったのです。
Q.就職活動の時に、身だしなみで気を付けることはあるのか?
一応ですが専門学校で一般的なマナーや言葉遣いは、授業の一環として教わってはいました。
それでも本番が近づくにつれ緊張してしまい、本当に大丈夫なのかと不安になったため就職活動のサポートをしていた先生や学校の講師の方に聞いてみても。
A.ゲーム業界は、身だしなみとか緩いから、最低限整えていれば大丈夫
この答えを聞いた鶴は不服な顔をしていたでしょう。
就職活動のサポートをする先生や講師のいう「最低限整える」というのが何かを結局何かわからなかったのです。
そして面接の当日になると、髪型はどうまとめようか、化粧は薄化粧がいいと思うが何をしたらいいのかと朝早くに起きては悩んでました。
そこで今回は鶴が働いていた頃に採用担当をしてきた上司たちから直接聞いた
- 新卒(女性)の身だしなみで注意すべき点はあるか
- マナーや言葉遣いで見ていた点はあるか
- 身だしなみやマナーなどで悪い印象など過去にあったか
という話をまとめたいと思います。
これから就職活動でプランナーを目指して、面接を受ける女性に役立てばと思います。
新卒(女性)の身だしなみで注意すべき点はあるか
- 髪型:前髪で目が見えない・髪が肩より下に長いならば、まとめていてほしい
- 髪色:明るすぎる茶色や派手な色(ピンクや緑など)ではない
- 服装:スーツまたはカジュアルな私服が好ましい
- 化粧:コスプレか!ってくらい派手じゃなければいい
上記が満たされていれば、正直あとは面接のやり取り次第だそうです。
髪型・髪色はシンプルで清潔ならば問題なし
髪型・髪色についてはゲーム業界関係なく、前髪の長さや色は気にすべき点は変わらないようです。
そして髪型や髪色について、今まで会った採用担当の方で共有してたのは「顔が隠れるような髪型は避けてほしい」という点でした。
理由は面接の際に話の印象と、その人の顔を覚えるために顔が良く見えないと困るとのことです。
また2021年は新型コロナの影響もあって、リモートで面接をする機会が増えていますが画質が悪いパソコンで顔が隠れると見えにくいということもあり、意識してもらえると嬉しいとのことでした。
服装はスーツじゃなくてもいいと思っているのが本音
会社によりけりなので、一概にスーツじゃなくてもいいという答えではありませんでした。
無難に攻めるなら、やはりスーツが望ましいのですが正直そこまで気にしてないというのが本音です。
新卒や第二新卒の方はみんなスーツで来るから、スーツになっているだけなのだろうと採用担当の人が思っているとのことでした。
最近ではスーツじゃなくても大丈夫ですよと事前に言う担当者もいるみたいでした。
そちらについて理由を聞いてみると、服装は必ずどこかに個性が出るので個性を知りたいという興味深い答えもありました。
そのため、無意識でスーツで挑むのが当たり前と思っていますが不安であれば、採用担当の方に服装を伺うのも手だと鶴は思います。
伺う方法としては何か理由を付けて尋ねれば、相手も悪い気はしないというのが体験談です。
鶴がよく使っていた方法としては、荷物代を減らす・移動を楽にするためにでした。
鶴は北海道から東京・大阪と飛行機で移動する必要がありました。
そのため、スーツで直接行くと汚れる恐れがあるし、持っていくと荷物がかさばる。
また専門学生は学業とアルバイトでお金も工面するのが正直大変だったので、少しでも節約したいと思っています。
と情に訴えかけるような理由を添えて、採用担当の人に伺ったことがあります。
8割くらいは快諾してくれたので、有効な手段だと思ってます。
化粧については素顔が分かるくらいのものならいい
化粧についても髪型と同じく、顔が分かるものが望ましいとのことです。
またすっぴんでもいいのでは思ったので聞いてみたところ、社会人として気にした方がいいとのことでした。
ただ鶴自身化粧に慣れてないため、眉とアイラインと薄い口紅くらいしか基本やってませんでしたが怒られることも指摘されることもなかったです。
つまりすっぴんにほぼ近い化粧であれば、いいというのが妥協点のようでした。
入社したら髪色・髪型・服装・化粧は好きにしていい!
鶴がプランナーとして働き始めて2年くらいしてから、今まで務めた会社で採用担当として面接をした人と何気なく就職活動の話をしたことがあります。
だって、その人の個性(好きなもの)だから。
ゲーム業界で働く人たちは、ゲームが好きだからという理由で働く人も多いです。
そのため、好きなものについては並々ならぬ愛情や熱量を持っています。
例え好きなものが違ってたとしても、その愛情と熱量は理解できます。
そしてゲーム業界では「やることさえやっていれば、後は自由にしていい」というある意味実力主義的な考えの人が多いので、就職活動の時だけは封印しておくとよいでしょう。
マナーや言葉遣いで見ていた点などあるか
新卒や第二新卒など経験値が浅い人なら、伝えたいことを伝えようとしていればOK。
具体的にいうと「です」、「ます」、「でしょうか」と最低限の言葉遣いができていれば、問題ないそうです。
面接はやはり緊張してしまうのは仕方ないと思っているそうで、言葉遣いがおかしくなっても気にしてないとのことでした。
言葉遣いは外部の人や偉い人と、やり取りするなら覚えていけばいい
ゲーム業界では外部の人とやり取りする機会はあまりありません。
ましてや新卒や第二新卒の人が外部の人とやり取りする場合は、必ず最初の内は先輩や上司と一緒に行います。
そのやりとりで問題があれば、先輩や上司が指摘してくれるので委縮せずにやるといいです。
鶴も今まで外部の人と会議をしたり、メールやチャット、電話でのやりとりで言葉遣いで上司や先輩に怒られたことは一度もありません。
その時でさえ、「です」、「ます」、「でしょうか」など日常でもよく使うような言葉遣いでやり取りをしてました。
最初は新人だから許されているだろうなと思ってましたが、5~6年も働いていて、同じような言葉遣いでも怒られることはありませんでした。
ただディレクターやプロデューサーなど上の立場になると、偉い人とやり取りや話し合いもあるので、その時はきっちりした方がいいことは間違いなかったです。
身だしなみやマナーなど悪い印象が過去にあったか
ざっとまとめると、これらは気を付けた方がいいということです。
- 髪はフケなど汚れは見た目の印象が悪くなるので、ちゃんとした方がいい
- タメ口は社会人として見られないから意識してほしい
どんな業界においても最低限の身だしなみや言葉遣いは気を遣った方がいいということですね。
さいごに
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